ロリポップ！無料独自SSLを利用してWordPressをSSL化する方法・手順

レンタルサーバー「ロリポップ！」には、無料でWordPress（ワードプレス）をSSL化できる、独自SSLサービスがあります。

この記事では、WordPressをロリポップ！無料独自SSLを利用してSSL化する手順について書いています。

WordPressをロリポップ！無料独自SSLを利用してSSL化

WordPressをこれから利用する、または、記事をひとつも書いていないという方の、ロリポップ！無料独自SSLを利用してSSL化は特に難しいことはありません。

ただ、すでにWordPressに記事をたくさん書いている、画像をたくさん使用しているという方は、作業が増えます。

参考までに、SSL（Secure Sockets Layer）とは、簡単に説明すると、ネット上で通信を暗号化する技術のことです。SSLを利用してパソコンとサーバ間の通信データを暗号化することです。

第三者によるデータの盗聴や改ざんなどを防ぐことができるので、個人情報・クレジットカード情報などの大切なデータを安全にやりとりできます。

現在、ほとんどの、ネットショップの決算画面などの重要な情報のやりとりをするところはSSL化されています。

SSL化されていないブログ（サイト）は、Googleの評価が下がるなどのデメリットがあるので、WordPressブログをはじめるなら最初に設定しておきましょう。

まずはじめに、ロリポップ！にログインします。

ユーザー専用ページの左側メニューの「セキュリティ」⇒「独自SSL証明書導入」をクリックてください。

「独自SSL証明書お申込み・設定」ページが表示されたら「無料独自SSLを設定する」をクリックしてください。※有料の「独自SSL（PRO）を申し込む」がありますが、個人でブログを運営するなら無料で特に問題はありません。

すると「独自SSL（無料）」という画面になり、「SSLで保護されていないドメイン」が表示されています。

ドメインの中から、独自SSLにしたいものを選択（複数のドメインがある場合）してチェックを入れ、「独自SSL（無料）を設定する」をクリックします。

すると、「SSL保護無効」の表示が「SSL設定作業中」の表示に変わります。

そのまま約10分ぐらい待つと、「SSL設定作業中」の表示が、「SSL保護有効」に変わります。

「SSL保護有効」となったドメインで、https://を冒頭に付けたURLでアクセスできれば、独自SSLの設定が完了しています。

ロリポップ！画面上のSSL化作業は完了していても、ネット上ではすぐに反映してくれません。試しに、SSL化したドメインをクリックしてアクセスしてみてください。

すると、「403 Error」のようなエラー表示が出るかもしれません。そのような場合は、30分から1時間程度間を開けてから再びアクセスするようにしてください。

反映されるまでに、少し時間がかかるので、その間にWordPress側の設定変更をします。まず、WordPressにログインしてください。

WordPressにログイン後、管理画面左側メニュー「設定」⇒「一般」

すると「一般設定」のページが開きます。そのページ内

この2箇所のURL「http」に「s」を追加して（小文字）、URLを「https」に変更します。

変更が済んだら、画面下のほうの「変更を保存」をクリックしてください。

「変更を保存」をクリックすると、再度ログイン画面になると思うので、ログインしてブログを確認してください。ブログが「https」になっていていればSSL化作業完了です。

ここまでの作業で、まだ「WordPressに記事をひとつも書いていない」、「プロフィール画像もブログ画像も利用していない」という方は、SSL化したWordPressブログを運営できます。

上の記事までの作業で「まだ、記事を書いていない、これから記事を書く」という方のWordPressのSSL化作業は完了です。

ただ、すでにWordPressを運営していて、記事を書いていたり、画像を使用しているという場合は、「http」の時に書いた記事の内部リンクのURLや、画像のURLを「httpからhttps」に修正していく必要があります。

リンクの修正方法については以下の記事を参考にしてください。