たとえば、グーグルアドセンス広告を利用したブログは、ブログ(記事)へのアクセスがあってこそ収益が発生します。そのため、ブログへのアクセスアップ対策は必須条件となります。
そこでこの記事では、ブログ記事のアクセスアップ対策のひとつ「キーワード」についていくつか書いてみたいと思います。
ブログ記事を書くポイント・キーワード編
ブログのアクセスアップ対策の中でも近年、特に流行りなのはTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSでいわゆる「バズ」を狙うアクセスアップ方法です。
SNSを使ってブログへの流入を促すのもアクセスアップのいい方法のひとつですが、ブログの安定した運営を考えた場合のアクセスアップの基本はやはりSEO(検索エンジン)対策です。
ブログのSEO(検索エンジン)対策といえば、やはりタイトルや記事内に含める「キーワード」。その中でもここでは「ロングテール・キーワード」について書いてみたいと思います。
ロングテール・キーワードって何?
ロングテール・キーワードとは、簡単にいうと複数の単語の組み合わせで構成されるキーワードのことで、尚且つ検索ボリューム(検索される回数)の少ないキーワードのことです。
たとえば、このブログに関連するキーワードだったら「グーグルアドセンス」はビッグ・キーワードで、「グーグルアドセンス」で検索上位(1位~3位ぐらい。少なくとも1ページ目)に表示されれば、検索からブログへのかなりの数の訪問(流入)が期待できます。
ですが、私が「グーグルアドセンス」というキーワードで検索1位を狙ったとしても、ライバルの数が多すぎて検索1位なんてまずなれません。
ビッグ・キーワードでは検索上位に表示は難しい…そうなると、「ブログ(記事)が検索上位に表示されるようになるためにはさてどうする?」とうことになります。
ロングテール・キーワードの有効性
そもそも「グーグルアドセンス」という単語で検索した人とは、「グーグルアドセンスのやり方を知りたい」のか、「グーグルアドセンスで稼げるのかを知りたい」のかなど、検索した人のイメージが漠然とし過ぎて読者の人物像を思い浮かべることが困難です。
また、単純に「グーグルアドセンスという言葉意味を知りたい」という人に記事に貼ったアドセンス広告を見せても、クリックすらしてもらえないのが落ちです。
さらに、ブログ(記事)への訪問者(読者)層が絞り込めないということは、「どんな記事内容にしたらいいのかわからなくなってしまう」ということにつながります。
そこで考えるべき、使うべきキーワードは「ロングテール・キーワード」です。
ロングテール・キーワードの基本的な考え方
たとえば、「グーグルアドセンス」という言葉で検索した人にもいろいろな人がいて、「アドセンスを始めるのに必要なものを知りたい」とか「アドセンス審査はブログのどこを審査されるのか」「アドセンスの自動広告とは何なのか」などと具体的に検索する人もいます。
そうだとすると、漠然と「グーグルアドセンス」というビッグ・キーワードで記事を書くよりも、「アドセンス 審査」というキーワードで記事を書けば、グーグルアドセンス全般の中からアドセンスの審査について知りたい読者へダイレクトに届く記事を書くことができるようになります。
ここではわかりやすくするために「アドセンス」「審査」という事で書きましたが、ただ、キーワードとしての「アドセンス」はビッグ・キーワード、「審査」にしてもミドル・キーワードぐらいなので競争相手は依然として多くロングテール・キーワードとは言い難いです。
キーワードをイメージしてみる
「アドセンス 審査」ただ、これらのキーワードではまだまだ競争相手が多すぎます。そこで「アドセンス 審査 文字数」というキーワードにしてみます。
「アドセンス 審査 文字数」というキーワードにしたことで、漠然とアドセンス審査について知りたい人全般が対象ではなく「アドセンス審査に受かるための記事の文字数はどれくらいか知りたい」という人に対象を絞ることができ、少しですが競争相手が減ります。
さらに関連するキーワードで考えると「アドセンス 審査 期間」「アドセンス 審査 受からない」など読者層の対象をさらに絞り込むことができるようになります。
ここに書いたことはあくまでも「ひとつの例」ですが、検索上位に表示されることが「グーグルアドセンス」というキーワードだけでは難しかったブログ(記事)が「アドセンス 審査 文字数」というキーワードにしたことでより読者層を絞り込むことができ、記事が検索上位に表示されやすくなります。
読者の悩みを想像して記事を書く
たとえば、「何度挑戦してもアドセンスの審査に受からない」という人のことを想像してみます。
- ワードプレスなどを使った独自ドメインでブログ申請しているのか?
- 審査の際、ブログに他のアフィリエイト広告を貼ったりしていないか?
- 審査申請時の記事数や記事の文字数が少なすぎたりしていないか?
- 他の人のブログをコピーした記事で審査申請していないか?
- 読者の役に立つ内容、オリジナリティのある記事になっているか?
といったような形でいくつかの読者像を想像(書き出してみるのもおすすめ)して、ターゲットを設定しキーワードを決めてそれに沿った記事を書きます。
上記の中で「ワードプレスなどを使った独自ドメインでブログ申請していない人」向けの記事を書くならキーワードとして考えられるの「ワードプレス 無料ブログ アドセンス 審査」「ワードプレス 独自ドメイン インストール」「ワードプレス 独自ドメイン レンタルサーバー 料金」などのキーワードでワードプレスなどを使った独自ドメインでブログ申請していないという人の問題解決方法を記事に書いていくような感じです。
ブログ記事を書くポイント・キーワード編~まとめ~
ここまで、ブログ記事を書くポイント・キーワード編について書いてきました。
ロングテール・キーワードで書いた記事には、確かにビッグ・キーワード程の検索ボリュームはありませんが、検索上位に表示されやすくなるためキーワード設定した特定の読者に記事を読んでもらえる可能性が高くなります。
ロングテール・キーワードを上手く活用するとビッグ・キーワードでは競争相手が多すぎてまるで勝負にならなかったジャンルでも、競争相手と競り合わずに隙間を上手くすり抜けて検索上位に表示されることも可能です。
100記事の中のひとつでも検索1位に表示されれば、その記事からブログに訪問(流入)してもらったついでに他の記事を読んでもらえる可能性もアップします。
記事をいくつ書いても訪問者数が増えないとお悩みの方は、ロングテール・キーワードを上手く活用して記事を書いてみるといいでしょう。
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