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ロリポップ!WordPressの無料独自SSL化(リンクの修正)

WordPressその他
27707 / Pixabay
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以前の記事「ロリポップ!無料独自SSLを利用してWordPressをSSL化する方法・手順」で、WordPressにまだ記事を書いていない方のSSL化は完了しています。
 

 
ですが、すでに記事を書いていたり、画像を使用している場合には、WordPressのSSL化までに、他にもやるべき作業がいくつかあるので、ここではそれについて書いてみます。

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WordPressのリンクを修正する

以前の記事「ロリポップ!無料独自SSLを利用してWordPressをSSL化する方法・手順」で、ドメインのSSL化は済んでいますが、ブログにすでに記事を書いたり、画像を使用している場合の内部リンクのURL、使用している画像のURLはまだ「http」のままなので、これらのURLをすべて「https」に修正する必要があります。

まだブログの記事が少ない、画像もあまり使用していないという場合には、一度「すべての画像を削除」⇒「再アップロード」をして、記事の投稿画面上部のパーマリンクの「http」部分に「s」をすべての記事にひとつひとつつけていくという方法もあります。

ただ、すでに100記事以上書いていたり、たくさんの画像を使用している方は、気が遠くなる作業になってしまいます。そこで、ここでは「Search Regex」というプラグインを利用して作業を進めていくことにします。

 

「Search Regex」でリンクを一括修正する

まずはじめに、Search Regexを「インストール」⇒「有効化」します。WordPressの管理画面から「プラグイン」⇒「新規追加」と進み、

検索窓に「Search Regex」と入力。

「Search Regex」というプラグインを見つけたら

「今すぐインストール」⇒「有効化」してください。

 

Search Regexの使い方

Search Regexの有効化ができたら、念のためにまず、WordPressのバックアップをしておきましょう(間違って置換してしまうと後で大変なため)。

すでにWordPressでブログを運営している方は、データベースのバックアップはしていると思うので、ここでは詳細は書きませんが、参考までに私は「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」というプラグインを利用しています。
 

 
データベースのバックアップ作業が完了したら、WordPressのリンクを修正する作業に入ります。

バックアップが済んだら、WordPressの管理画面「ツール」⇒「Search Regex」

そして、「Search Regex」をクリックしてください。そうすると、下の画像のような画面になると思います。

たとえば、「Source」の部分はこのような感じ。

  • Comment author:コメントの作成者
  • Comment author email:作成者のメールアドレス
  • Comment author URL:作成者のURL
  • Comment content:コメントの内容
  • Post content:投稿記事の本文
  • Post excerpt:記事記事の抜粋、引用
  • Post meta value:投稿記事のカスタムフィールド
  • Post title:投稿記事のタイトル
  • Post URL:投稿記事のURL

これらの項目の中からどこを検索、変換、置換するかを選び設定します。

 

文字列を一括置換する手順について

プラグイン「Search Regex」では、設定次第でいろいろな一括変換、置換ができるのですが、今回はその中での利用頻度が高いと思われる「文字列の一括置換」とブログの引越し時やSSL導入時にとても便利な「全記事URLと画像URLの一括置換」の手順について書いてみたいと思います。また、今回は「文字列の一括置換」と「全記事URLと画像URLの一括置換」を変更するのが目的なので、以下の部分

Source:Post content
Limit to:No limit
Order By:Ascending

この3つの部分はデフォルト状態でこの表示になっていると思います。これはこのままでOKです。

ではまず、「文字列を一括置換する」場合ですが、「Source」という部分はデフォルトの「Post content」のままでOKです(記事の本文を検索するという意味なので)。それを確認したら、次に「Search pattern」に変換したい文字列を入力して、「Replace pattern」に変換したい文字列を入力します。

たとえば、ブログ(記事)内に使われている文字列「affiliate」という英文字を「アフィリエイト」とカタカナにしたいという場合なら、「Search pattern」に「affiliate」と入力して、「Replace pattern」に「アフィリエイト」と入力すれ
ばOKです。

入力が済んだら「Search」をクリックしてみてください。そうすると全記事から「affiliate」という文字列が表示されます。

また、「Search」の隣の「Replace」をクリックすると置換された文字列「アフィリエイト」で表示されます。ここで置換内容が本当に正しいか確認します。

「Replace」で、置換結果に間違いがないか確認できたら、最後に「Replace&Save」をクリックします。

これで、文字列の一括置換作業は完了です。

 

全記事URLと画像URLの一括置換する手順について

全記事URLと画像URLの一括置換する前に、「文字列を一括置換する手順」と同様、まず、利用する前にバックアップをしておいてください(間違うと後で大変なため)。バックアップが済んだら、WordPressの管理画面で、「ツール」⇒「Search Regex」そして、⇒「Search Regex」をクリックしてください。

そうすと、下の画像のような「Search Regex」の画面になります。

今回は記事などの内部リンクURLと画像URLを変更するのが目的なので、

Source:Post content
Limit to:No limit
Order By:Ascending

この3つの部分はデフォルト状態のまま、この表示でOKです。そして次の部分に以下を入力してください。

【例】

Search pattern:(SSL化する前のブログのURL)例:http://▲▲▲.com
Replace pattern:(SSL化後のブログのURL)例:https://▲▲▲.com

▲▲▲部分には、あなたのブログのURL名を入れます。最後に、Regex:の部分はチェックなしのままでOKです

ここまでの作業が済んだらその下の「Replace」をクリックしてみてください。

すると、上の画像のように修正する部分の一覧が出てきます。赤色の部分が修正されるURLです(緑色:修正前)(橙色:修正後)。この段階で、修正するURLに間違いはないか、修正後のURL(アドレス)は崩れていないか(見た目がおかしくないか)などをチェックしてください。

チェックが終わり問題がなければ「Replace & Save」をクリックします。

そして、下の画像のような表示が出たら「Search Regex」でのURLの修正作業は完了です。

上の画像の数字の部分は「429」になっていますが、この数字は置換数によって変わります。

 

ただ、場合によっては、まだ修正するURLがある

上の記事までの作業で、「Search Regex」でのURLの修正作業は完了です。パーマリンク部分やメディアで画像のURLを確認してみてください。「http」が「https」に修正されていると思います。

ただ、ウィジェット部分(プロフィールに画像を使用しているなど)という方は、ウィジェットの部分のURLはまだ「http」のままです。ですので、メディアに保存してある修正後の画像URLに変更してください。

それと、ファビコン画像を「テーマの編集」などで使用している場合も、その画像URLを修正したものに変更してください。

 

各ページをチェックする

ここまでの作業で、一応WordPress側のURLの修正は完了しているわけですが、ためしに各ページをチェックしてみでください。すると中にはこのようなページがあるかもしれません。

「s」はついているが「鍵マーク」がない!

このような表示のページはまだ完全にSSL化していないということです。そのページどこかに「http://~」を読み込んでいる箇所があるということになります。Google Chromの場合なら、キーボードの「F12」を押してみてください。するとこんな画面が表示されます。

これで問題のある箇所を見つけていきます(すべて英数字の表示ですが)。

よくあるパターンとしては、

  1. 外部リンクの画像を利用している
  2. アフィリエイト広告(ASP側)がSSL非対応
  3. プラグインのどれかに問題がある

これらのパターンが多いです。1の場合、対象の画像を外部リンクではなく、自分のwordPressのメディアにアップロードしてから使用するか、その画像はあきらめて、アップロード済みの違う画像を利用するかで対処します。3の場合はプラグインをひとつひとつチェック(停止)して、問題のあるプラグインの使用を停止するか、別の似たような機能を持つプラグインに変更します。問題なのは、2のパターンです。これはASP側がSSL化してくれなければどうにもなりません。

その広告のアフィリエイトを諦めるか、ASP会社側がSSL化するのを待つ(祈る?)だけということになります。ただ、この場合バナー広告(画像)でなく、テキスト(文字だけ)の場合は大丈夫になることがあるので、一度ためしてみるのもいいかもしれません。

それか割り切ってブログの完全SSL化を諦めるかです。実をいうとこのブログもまだ完全にSSL化が完了していません。理由は上記2のパターンです。

アフィリエイトジャンルでも、「ポイントサイトの紹介」や「情報商材系」の場合は、ポイントサイト側やASP側が依然SSL化していない場合が多いので、このようなジャンルでアフィリエイトブログを運営している方は今のところ自分側ではどうしようもありません。

ただ、その他のジャンルではASP各社が順次SSLに対応してきているので、ブログの完全SSL化は難しくないと思います。

 

まだ、SSL化以外にもやることがあります!

ロリポップ!無料独自SSLサービスを利用した、WordPressのSSL化は一応これで完了ですが、すでにWordPressでブログを運営していた方は、「Google Analytics」や「Search Console」も利用していると思うので、そちらの再設定作業も必要になります。また、旧URLへのアクセスを、SSL化したURLにリダイレクトするような設定も必要です。これらのことについては、また別の記事に書いてみたいと思います。

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