グーグルアドセンス(Google AdSense)のホーム画面に下の画像のような「CCPAに準拠して収益を確保」という表示に気づいた方も多いと思います。
「CCPAに準拠して収益を確保」とは一体どういう事なのでしょうか?
「CCPAに準拠して収益を確保」って何?
アドセンスのヘルプ・ページを見てみると…
と書かれていました。この設定をすると、米国・カリフォルニア州にお住いの方々を対象に、サイトに表示されるアドセンス広告に「個人情報の販売を拒否する権利をユーザーに付与することができます」と言った内容のようです。「ユーザーに選択肢を与えられますよ」という感じでしょうか。
たとえば、個人情報の販売にユーザー(サイト閲覧者)が同意すると、ユーザーのサイトにパーソナライズド広告(年齢や性別、趣味、趣向に合った広告)が表示されるようになり、拒否すれば、ユーザーの年齢や性別、趣味、趣向に関係のない広告が表示されるようになるということのようです。
この設定は必要なのか?
このブログに辿り着いた方の多くは、日本語で日本のユーザー向けのブログ(サイト)を運営しているという方がほとんどだと思われます。そうなると、この「米国・カリフォルニア州にお住いの方々を対象」の「サイトに CCPA プライバシー メッセージを設定する」は、現時点では、あまり関係ないのかな?とも感じます。
しかしながら、僅かながらでも、米国・カリフォルニア州にお住いの日本人、もしくは日本語ができる方がブログ(サイト)を見ていないとは言い切れません。
そう考えると、一応、この設定をしておいたほうがベターなのは間違いないでしょう。ですので以下に「CCPAに準拠して収益を確保」の設定方法・手順について書いておきます。
ブログ(サイト)に CCPA プライバシー メッセージを設定する方法・手順
「CCPAに準拠して収益を確保」の設定(CCPA プライバシー メッセージを設定する)前に、ブログ(サイト)にアドセンス広告コードが配置されていることを確認します。まだ始めたばかりでブログ(サイト)にアドセンス広告コードを設置していないという方は、先に設置してください。
アドセンスににログイン⇒ホーム画面を開く
まず初めにアドセンスににログイン⇒ホーム画面を開き、ホーム画面左側のメニュー内の「広告」をクリックしてください。
すると「サマリー」画面が開きます。全サイトの表(複数登録している場合)で、目的のサイトの横にある「編集(赤色矢印部分)」をクリックしてください。
すると「広告設定プレビュー」という画面が表示されるので、画面右側上の「その他の機能」をクリックしてください。
「CCPA のプライバシーメッセージ」という部分
右側を「オン」にしてください。
「オン」にすると、画面左側の「広告設定プレビュー」画面サイトの下に「Do Not Sell My Personal Information」が表示されるようになります。
ちなみに、「Do Not Sell My Personal Information」をクリックすると
ポップアップ画面が表示されます。問題がなければ右側下の「サイトに適用」をクリックしてください。
以上で作業完了です。
CCPA プライバシー メッセージを設定する方法・手順~まとめ~
ここまで「CCPAに準拠して収益を確保」の設定(CCPA プライバシー メッセージを設定する)方法・手順について書いてきました。
この設定をするとユーザー(サイト閲覧者)が「Do Not Sell My Personal Information」をクリックすることで表示されるポップアップ画面で個人情報の販売を可否を選択できるようになります。
日本人をターゲットしたブログ(サイト)運営者にとって現時点でこの設定は必須という訳ではないようですが「CCPAに準拠して収益を確保」とあるように収益になんらかの影響がないとは言い切れないと思われるので、時間があるときにでも設定をしておくといいでしょう。
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